ユーザー車検の基本的な知識

自分で車検を通せば費用をカットできる

自分で車検を通せば費用をカットできる 通常車検はディーラーや業者に依頼するものとされていますが、自分で車検を通すことで費用をカットできるというのも知られており、住んでいる場所によっては手間もかかりにくくお得となっています。
ユーザー車検は、本来業者などに依頼するものを自力で行うというもので、車の所有者が自分で運輸局に持っていって行うことを指します。
結果全体的な費用は下がる一方で、自分で車を点検したうえで所定の検査項目をチェックしパスしていく必要があるため、車についてある程度の知識を入れておくことが大切です。
このような自力での点検においてカットできる費用は、24か月点検やその他の整備などでかかる車検基本料という項目で、整備費や技術料といったものを抑えることが可能となっています。
実際ディーラーに依頼をすると年で約38000円ほどで、比較的安価な専門業者でも約20000円基本料がかかるため、この費用が浮くというのはメリットと言えるでしょう。

車検をユーザー自身が行うユーザー車検の流れ

車検をユーザー自身が行うユーザー車検の流れ ユーザー車検はユーザー自身が運輸支局に車を持っていき検査を受ける方法ですが、当日のユーザー車検の流れは運輸支局の近くにある民間車検場で予備検査を受けます。
ブレーキやメーター、ライトや排気ガスなどをチェックし、必要があれば調整を行います。
ここで調整が不可能な箇所があれば、ユーザーが修理をしてから再度持ち込むか、このまま運輸支局へもって行くかを決めます。
どうすればいいかわからない場合は民間の検査場が相談に応じ、判断をしてくれるので、自分で勝手に判断しないことが賢明です。
運輸支局に提出する書類は自動車検査票、自動車重量税の納付書、継続検査申請票で、あらかじめ用意してもいいし、当日支局でもらうことができ、記入方法も記入例などを参考にして必要事項を書き提出します。
その後自動車に乗って検査コースを走行し、合格すれば終了です。
不合格の場合でも2週間以内に再検査をする場合とその後とでは検査項目が異なるので注意が必要です。